今日は、土地をお探しの方からよくお問い合わせがある
住宅ローンについてご説明させていただきます。
新築住宅や、中古住宅の場合と異なり、
土地を購入して注文住宅を建てる場合の住宅ローンは
大きく分けて2パターンあります。
1つ目は、土地と建物分を一緒に借りるパターンです。
この場合、ほとんどの銀行は、建物の建築確認申請が下りれば、
土地と建物分を一緒にローン実行してもらえます。
建築確認を申請するということは、「これからこういう建物を建てますよ」
という申請なので、建物についてすべて決まった状態ということです。
一般的には土地を契約してから土地の引き渡しまでは2か月位なので、
1か月半位で建物プランを決める必要があります。
そして、もう1つのパターンは、土地建物で別々に借りるパターンです。
この場合は、建物の打ち合わせはゆっくりできますが、
あくまで銀行としては住宅ローンですので、建物部分を含めた審査になりますので、
建物の概略は説明しておく必要があります。
そして、土地建物で一緒に借りるより、多少銀行に対する費用が多くかかります。
また、土地と建物分で異なる銀行から借りることはできません。
いずれにしましても、土地を契約する段階で、
建築業者の候補があり、おおまかな建築費用は把握しておいた方が
よろしいかと思います。